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過払い利息とは?

●払いすぎた利息●

過払い利息というのは、読んで字のごとく、払いすぎた利息という意味。つまり利息制限法で定められた上限を超える金利による利息を指します。
前述した通り、みなし弁済規定を満たせば、利息制限法の上限を越える金利も有効になります。しかしみなし弁済規定を守ることは非常に難しく、守っている会社はほとんどないとするのが現在の一般的な見方になっています。
過払い利息は無効ですから、訴訟を起こして返還を請求することができます。この訴訟は過払い訴訟などと呼ばれます。2005年の1月に、事実上みなし弁済の適用を認めないとする判決が最高裁で出て以来、過払い訴訟を起こす人が多くなっています。
訴訟を起こす人は、返済が苦しくなって起こす、という人が大半だったのですが、長期間グレー金利で利息を払い続けている人は返済分が元金を上回るケースが多いため、現在では返済に困っていない場合でも、訴訟を起こす人が増えているようです。
もちろんケースによりますが、現状では、訴訟になれば業者にはほとんど勝ち目がありません。費用を抑えるため、業者側から和解を提案することも多いようです。
ちなみに、返済途中の人はもちろん、すでに完済してしまった人でも、過払い訴訟をおこすことは可能です。

●必要な手続きは?●

過払い訴訟は、業者に取引内容の開示を請求して、過払い利息がどの程度あるのかを計算するところからはじまります。当然ながら返済が長期・多額であればあるほど、過払いが発生する可能性は大きいでしょう。
過払い訴訟を起こす場合、必ず弁護士に依頼しなければならないというわけではなく、個人でおこなうことも可能です。しかしたとえば資料開示に業者がすみやかに応じなかった場合の対処などは、付け焼刃の知識ではなかなか難しいものがあります。一連の手続きで発生するストレスもかなりのものでしょう。
現実問題として、事務的、精神的な負担を軽減するため、弁護士に依頼する人がほとんどです。過払い訴訟の件数は増えており、それに比例して、対応している弁護士の数も増加しています。インターネットで「過払い訴訟」と検索すれば、かなりの数のサイトがヒットします。そのなかには弁護士が依頼者を募っているサイトも少なくありません。利息制限法を超える金利で長期間返済を続けている人は、過払い訴訟を起こすことを一度検討してみてもいいかもしれません。

●費用はどのくらい?●

返還請求手続きを弁護士に依頼した場合の費用がいくらぐらいなのかというのは気になるところです。依頼した弁護士によって変わるため一概にはいえませんが、返還額の何割、としているところが多いようです。
ある程度の額の返還が見込めるのであれば、弁護士費用はそれほど負担にはならないかもしれません。分割での支払いに対応している弁護士事務所もありますし、無料で相談をうけつけているところもあります。